それは記憶力のせいではありません。名前だけが持つ「意味のなさ」のせいです。 なまえがおは、その瞬間をまるごと練習する記憶トレーニング。会って、間をおいて、思い出す。

名刺交換の直後、研修の自己紹介の直後、同窓会の途中。その人の顔ははっきり浮かぶのに、 名前だけがどうしても出てこない——これはあなたの記憶力が悪いからではありません。 名前は、その人について学ぶ情報の中で唯一、意味を持たないラベルです。 職業や出身地は、すでに知っている知識と結びつくので覚えられます。ところが名前は、 この人にたまたま付けられた記号で、単体では何にも引っかからない。
記憶研究には有名な実験があります。同じ「ベイカー」という語でも、「彼はパン屋です」と 職業として聞くと、「彼はベイカーさんです」と姓として聞くときより、はるかに良く覚えられる というものです[McWeeny ら, 1987]。音は同じ。変わったのは、その語が意味を 持っていたかどうかだけです。つまり、名前を覚えられないのは能力の問題ではなく、 「意味のないものは覚えにくい」という記憶の仕組みそのものなのです。
なまえがおは、この仕組みに合わせて「名前を意味のあるものに結びつけ、間隔をあけて 思い出す」練習を、ゲームとしてそのまま提供します。
何人かが名刺を渡しながら自己紹介します。会社名・氏名・肩書まで聞いて、 すこし時間をおいてから「この人だれだっけ?」を答える、実務そのままの思い出し練習。 名刺交換が多い人向け。
顔カードと名前カードの記憶ゲーム。1人でも、1台のスマホを囲んで2〜12人でも、 オンライン対戦でも遊べる、アプリのメインモードです。
実際に会う人の顔写真と名前を自分で登録して、予習・復習ができるモード。 外した人は翌日・3日後・1週間後・30日後と、間隔をあけて自動的に出題に戻ってきます。
名前は「意味を持たないラベル」だからです。職業や出身地は既存の知識と結びつきますが、 名前は単体では何にも引っかかりません。詳しくは 顔は覚えているのに名前だけ忘れる理由の記事で解説しています。
できます。顔メモに写真・名前・会社名などを登録すると、フラッシュカードの学習、 四択テスト、ゲームでの練習に使えます。登録した人だけを出すこともできます。
基本プレイは無料です。Web版はインストール不要でブラウザからそのまま、 AndroidアプリはGoogle Playから入手できます。
1ゲームは数分です。効果が見込まれるとされているのは、当日より翌日以降の復習なので、 毎日続けるより「会った翌日と、3日後、1週間後」に少しずつ触れる使い方を推奨しています。
顔メモで登録した写真や名前は、お使いの端末内に保存されます。アップロードした顔写真が 外部サービスへ送信されることはありません。プライバシーポリシーをご覧ください。
記憶研究に基づく解説記事を、日本語・英語で公開しています。
「顔と名前」「名づけ」をテーマにしたゲームを作ろうと思った原点は、すごろくやのカードゲーム 「ナンジャモンジャ」が好きで、何度も遊んできたことにあります。 なまえがおはルールも中身もオリジナルで、ナンジャモンジャの模倣ではありませんが、 名づけて思い出すことの面白さから着想を得ました。
きっかけになった体験と、ナンジャモンジャというゲーム自体について書いたページを 別に用意しています。→ ナンジャモンジャの面白さ
インストール不要、ブラウザでそのまま始められます。